いちめんのたんぽぽ

5/18(金)、今年2度目の訪問。
今回はウチの奥さんの幼なじみでイラストレーターの上坂じゅりこさんも一緒。
佐久長者原は5月半ばというのにまだ肌寒く、数日前にはさつまいもの苗が遅霜にやられたそう。この日も私たちの到着の1時間程前に大粒の雹が降ったという。
今、畑は端境期にあり、育苗ハウスでの作業や定植が主。農家にとっては夏秋の収穫を占う大事な時期で期待と不安が入り交じる。
「今日はここまでやんなきゃ。」
たつやさんは新しい定植用具その名もネギロケットを作っている。

褐色の肥えた土と一面に咲き乱れるタンポポの黄色。
雲間に覗く太陽が美しいコントラストを描き出す。










今年の初訪問

4/30(月)、今年の初訪問。
あいにくの曇り空でも朔君は元気。
画面からはみ出る、はみ出る。


はじめに

ここ数年、食に関わる撮影を続けてきて感銘を受けることが多くありました。また、それと同じくらい矛盾を感じることがありました。

本当に自分が表現したいことは何なのだろう?

農家の庭に無造作に置かれた農具、野菜、腰掛け椅子。
日常であるとともに創意工夫の証。
時に失敗が、時に無念が並んでいるけれど、しかしそれこそが唯一明日への道であり、生きることそのもののように思います。
屈強な身体と粘り強い精神を持った哲学者。軽やかに生きる芸術家。
今、そんな農家の庭を撮り続けていきたいと考えています。
私の想いを受けとめてくださった長野県佐久市長者原で農業を営むアトリエノマドさん、東京在住のイラストレーター上坂じゅりこさんに感謝します。